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「6人に1人」が相対的貧困の日本
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貧困には、発展途上国に見られる最低限の生活もできない「絶対的貧困」と、私生活等で自由に使えるお金が国内平均の半分に満たない「相対的貧困」がある。我国では「相対的貧困」が問題とされており、2021年の相対的貧困率は15.4%と約6人に1人が相対的貧困に該当する状況だ。しかも、G7(先進7カ国)でワーストの数値。目に見えにくく、周囲からも気付かれにくい相対的貧困者はどういった人が当てはまるのか、物価高騰の影響や政府の支援策等、日本の貧困について分析しました。
「心のがん」が精神を蝕む日本の「相対的貧困」
石井光太◎ノンフィクション作家
「夫」に先立たれた「高齢単身女性」の貧困
結城康博◎淑徳大学総合福祉学部教授
等、他4項目を収録。
◆◇◆ Interview ◆◇◆
本誌では、2つのインタビューを掲載。巻頭の「TALKING」は、主に大手企業の社長や大臣等に、事業や政策に対する考えを聞くページ。「田代沙織のここが聞きたい」は、いま注目の人にタレントの田代沙織さんが政界幹部や大手企業トップの方々の他、社会的活動をする方々に組織への取り組みや思いについて話を聞くページ。
■TALKING■
喜㔟 陽一◎東日本旅客鉄道社長
「四方よし」の志の高い会社を目指す!
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東日本エリアの鉄道事業を展開し、エキュート、Dilaといった駅構内の商業施設等も手掛けている東日本旅客鉄道。同社では、「モビリティ」と「生活ソリューション」による「2軸の経営」を掲げ、収益が五分五分となる売上構成比を目指す。3月27日に開業予定の「TAKANAWA GATEWAY CITY」を始め、ICカードSuicaの抜本的改革「Suica Renaissance」等、新たな価値創出に取り組む同社の展望について、喜㔟陽一社長に話を聞きました。
■田代沙織のここが聞きたい!■
安住 淳◎衆議院予算委員会委員長/衆議院議員
熟議の国会を実現する!
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衆議院予算委員会委員長を務める安住淳氏は、立憲民主党に所属する衆院議員。野党の議員が予算委員長に就任したのは約30年ぶり、と異例の人事といえる。安住議員は、日本の議会民主制における今後の課題として、「国会の機能を全て活用できるようになるまで、国会のレベルを上げられるか否か」と述べている。安住議員が目指す「熟議の国会実現」について聞きました。
■◇■ CONFIDENTIAL ■◇■
「CONFIDENTIAL」では、主に政治・経済に関するホットなニュースを取り扱う。政治・経済の現状から見える様々な課題を分析しています。
国民民主党が「北九州市議選」「横浜市議選」「茨木市議選」で圧勝!
「年度内決着」のために「地検と警察」が家宅捜査の「兵庫県知事」
等、他8項目を収録。
◆◇◆ 連載 ◆◇◆
政治系では、ジャーナリストの田原総一朗氏による「THIS MONTH」、月刊『Hanada』編集長の花田紀凱氏の「血風取材日記」、さらにジャーナリスト・毎日新聞客員編集委員の「与良正男の『政治のツボ』」を掲載、その他にも「使える手話」「球界『黄金時代』譚」「酒を愉しむ男の料理」等、幅広いジャンルを連載。ぜひご一読ください。